*助け合ってのコート玉入れ* - 2007.08.28 Tue



運動会で思い出す。
デイ施設が集まっての運動会の運営は
すべての人に楽しんでもらえて
そして参加できることを 願って
種目を考える。
そんな中で車椅子の人も
足が不自由であまり動けない人も参加できる
全員床に腰を下ろしてのコート玉入れ。
玉入れといっても
籠に向かって投げるんじゃないの~。
コートなので籠はないの。
体育館の床に
漢字の田の字のようににコートを作って
十の字のところに高さ80センチほどのネットを張るの~。
4つの□(枡)のなかに
玉入れの参加者が
足を投げ出して散らばって座っちゃう~。
スタートの合図で
相手チーム(3箇所)のコートに
玉を投げ入れるの~。
だから投げ入れられた玉を
どんどん他のコートに投げ入れちゃえばいいの~。
普通の玉入れは玉が多い方が勝ちだけれど
これは少ない方が勝ちなのよね~。
玉入れって
個人競技に近いって思っていたらそうではないらしい。
その時に見た玉入れの光景。
手が不自由で
玉を相手のコートに投げられない人は
どうにか拾い集めた玉を
投げることが上手な人のあたりに
玉を投げて(渡したりして)
その人に投げてもらったり
後ろの方に座っている人で
遠くまで投げる事ができない人も
前の方に玉を送って投げてもらったりして
コートの中での 助け合い。
投げる事ができない人も
コートの中で助け合うから
玉入れに楽しく参加できちゃう。
これは一つの作戦であるけれど
一つの事を
作り上げていく上での 助け合いだよね~。
道徳の中でよく取り上げられるお話がある。
天国と地獄の食事風景。
地獄での 食事風景。
とっても長いお箸なので
お隣の人が邪魔で食べられないって喧嘩になり
食事が出来ない。
天国では 長いお箸をうまく使い
自分では長すぎて食べられないお箸で
向かいの人に食べさせてあげる。
助け合って 美味しい食事をする事が出来たというお話。
10人やっと入れるお風呂に 30人も入浴する。
地獄では 身体も洗えないといって 喧嘩になる。
天国ではみんなぐるぐると順序良く輪になって並び
前の人の背中を洗ってあげる。
自分だけの事を みつめるだけじゃなくって 回りも見える
こういう助け合いって美しい。
自分ひとりの力では 出来ない事も
支えあいながら 楽しく出来ちゃう。
自分が出来ない事は できる人にお手伝いしていただく。
他人が出来ない事を
自分が出来ることだったらお手伝いさせてもらう。
子どもも お年寄りも
身体が健康な人も 不自由な人も
どんな人も 壁を作らず 助け合っちゃう。
あたたかな手を 差し伸べあって~
みんな 一緒 なかまなんだもんね~。
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