*東野圭吾原作~映画「手紙」* - 2011.09.16 Fri
「手紙」
2006年に公開された映画で
直木賞作家・東野圭吾の小説「手紙」が原作。
原作は「毎日新聞」日曜版に2001年夏から2002年秋にかけて連載され
2003年に毎日新聞社から単行本が刊行された。
第129回直木賞候補作。
映画化に合わせて2006年に文庫版が刊行され
文庫版は1ヶ月で100万部以上を売り上げ
2007年1月には140万部を超えた作品。
当時図書館での貸し出しも予約をしても1年ほど待たされたことが・・・。
人気の原作をもとに映画化された「手紙」~
犯罪をした加害者の方の家族の視点に立って
その心情の揺れる気持ちを描いたストーリーで
加害者の武島剛志役を 玉山鉄二
その弟武島直貴役を山田孝之が演じている。
ふたりとも素晴らしい演技で感動。
武島直貴を前向きに生きるよう支える白石由実子役を
沢尻エリカ が演じている。
沢尻エリカがまた素晴らしい演技です。
武島剛志は、高校3年生の弟・直貴が大学へ行貸せるためのお金が欲しくて
資産家の家へ侵入して窃盗を行なってしまいます。
この家のお婆さんに見つかってしまい
謝りますが 間違って殺してしまいます。
それ以後 直貴は「殺人犯の弟」として生きなければならなくなってしまうんですね。
刑務所に入っている兄との近況などの手段は「手紙」だったんです。
この「手紙」と
直貴と関わる人々や被害者の家族との関わり
社会の中で生きていくことへの姿勢~ほんとうに感動のストーリーです。
社長(杉浦直樹)がここから始めるんだよと
前向きに生きることを話してくれるシーンは
理解してくれる人が居るか居ないかで今後の生き方に大きく影響していく~
理解してもらえるような前向きな生き方をしなければいけないんだって
希望を感じました。
被害者の家族(吹越満)と直貴との会話のシーンで
「もう終わりにしましょう」という言葉。
終わりが新たな旅立ちを表すんですね~
罪や人を許すって大きな心が要ります。
とても大切なことですよね。
このシーン~涙が溢れます。
本も感動だけど
ほんとうに感動の映画でした。
挿入曲の小田和正が歌う「言葉にできない」が盛り上げてます。
もっともっとたくさんの人々に観てもらいたい映画でした。
今ギャオで配信中です。
原作では直貴はバンドを結成 映画では漫才コンビを結成してます。
*うふふっ!*
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*HACHI 約束の犬* - 2009.08.29 Sat
フジテレビ開局50周年記念作品の
リチャード・ギア主演の映画「HACHI 約束の犬」を観てきましたよ

リチャード・ギアの「HACHI」と呼ぶ声での映画を観たかったんですが
吹き替えしか上映されてなくて残念~
日本語吹替版は
主人公パーカー・ウィルソン役(リチャード・ギア)に北大路欣也
パーカーの妻ケイト役(ジョーン・アレン)真矢みき
ふたりの娘役の声にフジテレビの高島彩が
パーカーが毎朝通うベッドリッジ駅近くで本屋を営むメアリー・アン役に
柴田理恵が挑戦しています。
本職の洋画の声優が吹き替えしていないので
声の感じとかおしゃべりの仕方から
素朴さとか温かさが生まれたような気がしましたよ~
日本語版主題歌は青山テルマの「忘れないよ」~彼女の歌声が
映画のエンディングを盛り上げてます

この映画さすがフジテレビの記念映画って感じ~
題名が「HACHI 」公開日は8月8日
その88日前にはイベントを開催
お台場のハチのモニュメントは88cm、88kgだそうですよ~

「HACHI(約束の犬) 」は
実話を忠実に再現した1987年公開の邦画『 ハチ公物語 』の
リメイク版のアメリカ映画
両映画に共通する「ハチ」という名の秋田犬と
その主人である大学教授リチャード・ギア(邦画は仲代達也でした)の
間に育まれた深い愛情と信頼~
リチャード・ギアと日本古来の秋田犬~何の違和感も無く
愛情と信頼で結ばれてましたよね~
日本に育まれている日本人の芯にある忠誠とか忠義とか
HACHIにも育まれていて~
胸が震えますね~
HACHIの演技力~?自然な姿に感動です~

HACHIがずっと主人を待ち続けている長い時の流れとともに
無償の愛 信頼 相手を想う何にも変えられない純粋な心とかが
観ている私たちの心に蘇らせます~

こんなに相手を想う気持ちが世の中に溢れていたら
揉め事の無いあったかな社会に~地球になるんだろうね~

字幕版も 観てみたいです~

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*私は貝になりたい* - 2008.12.16 Tue
中居正広と仲間由紀恵主演の「私は貝になりたい」
観てきました~
第二次世界大戦中
高知で理髪店を夫婦(中居正広と仲間由紀恵)で
営んでいる清水豊松(中居正広)に召集令状が届く~
この召集令状一枚で人生が大きく変わってくる~
侵略される日本~この国を守るため国民の生命を守るため
開戦しなければならなかった~
そんな時代に生きた人たちの苦しみはと思うと
胸をえぐられるようです~
歴史があって今があると~つくづく感じます~
戦争は醜く~傷を残すばかりです~
戦争は悲劇を生みます~
終戦になってから訪れた悲劇~
理不尽な戦犯裁判によって豊松は哀しい運命を辿ることになります~。
「お父さんは二時間ほどしたら遠い遠いとこへ行ってしまいます
もう一度逢いたい、もういちど暮らしたい・・・・
お父さんは生まれ変わっても人間には なりたくありません
人間なんていやだ。
もし生まれ変わっても牛か馬の方がいい
いや 牛や馬ならまた人間にひどい目にあわされる。
どうしても生まれ変わらなければならないのなら
いっそ深い海の底の貝にでも~
私は貝になりたい~」
この言葉がすべてを物語っています~
豊松だけでなく同じ運命をたどった人がどれだけいたのだろうか~
個人的にはハードな争いの映画は苦手なんですが
醜い争い~それに関わる哀しい事柄
忘れられようとしている歴史を知るためにも
争いを考えるためにも
未来に残さなくてはならない映画です~
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*ホームレス中学生* - 2008.11.20 Thu
田村 裕原作の「ホームレス中学生」
小池徹平はたむちんを演じている~
兄役のキングコングの西野亮廣~いい味を出している。
本にもなりTVでもドラマ化され~
お笑い番組でも取りあがられて
ストーリーはもうお馴染み~
またお兄さんが「ホームレス大学生」を出版~
兄から見たホームレスを綴っている~って~

常識ではちょっと考えられないホームレスになった現実~
借金のため差し押さえらた我が家
父親は「解散」の一言で蒸発、
兄と姉とも別れて一人で公園で暮らすことになった中学生~。
自販機の小銭を集めたり
雨を電話ボックスでしのいだりの中学生のホームレス生活。
お友だちの両親に支えられて
町の人たちに助けてもらい~
3人の兄弟はありがとうの気持ちを忘れない~
社会はこうでなければいけないよね~
隣の人を知らない~
知らない人には声もかけない~挨拶もしない~
今の社会はそんなんが当たり前になってきている~
助け合ったり~手を差し伸べたり~
感謝の気持ちを忘れないこと~などなど
人としての大切な心~
それが残って居る場所でそれに触れられて
おとなになっていった中学生~
苦しい時こそ~
上を向いてプラス思考で切り開いていく~
そんな頑張って強く生きていたら
何か知恵を持った人が
寄ってきて力を差し伸べてくれるんだね~

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*容疑者Xの献身* - 2008.11.04 Tue
東野圭吾の「ガリレオ」シリーズの長篇ミステリーで
第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞に輝いた[容疑者Xの献身]を映画化~
天才物理学者VS天才数学者
福山雅治VS堤真一の「容疑者Xの献身」を観てきました~。
容疑者Xがどういうトリックを仕掛けながら完全犯罪をもくろんでいくのか~
天才物理学者の湯川(福山雅治)と一緒に視聴者が解いていくという見方が出来る映画~
時間に追われないホームレスの人が時間の歯車に狂いのない生活をしている~と
同じ時間の風景が映し出されるんだけど
あら~~昨日座っていた人が今日は座っていないのね~としか
目で見たことしか判断できなかった視聴者のふふ(*'-'*)
完全に湯川さんからは置いていかれちゃってた~

題名の「献身」~わが身を犠牲にして尽くす~
冴えない男性石神(堤真一)が女性を守るためにわが身を犠牲にしてまでも
相手の幸せを願う~まさに献身です~
それほどまでに相手を思う気持ち~
尊いものですが~人の命と引き換えの献身では~・・・
真実には勝てなかった~
哀しい献身の結末になってしまいました~
福山君~素敵でした~

主題歌の 「最愛」
観終わったあとに聴くと妙に KOH+の歌声が 哀しいです~

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*崖の上のポニョ~* - 2008.09.04 Thu
ポーニョ ポーニョ ポニョ さかなの子
青い海からやってきた
ポーニョ ポーニョ ポニョ ふくらんだ
まんまるおなかの女の子
ペータペタ ピョーンピョン
足っていいな かけちゃお!
ニーギニギ ブーンブン
おててはいいな つないじゃお!
・・・・
・・・・
・・・・
(作詞:近藤勝也 補作詞:宮崎駿 作曲・編曲:久石譲)
原作・脚本・監督: 宮崎 駿
「崖の上のポニョ」~観てきました~ぽにょ~

崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は
クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョと出会います~
大きな海と愛と~
「ぼくが守ってあげるからね」という優しい心を持った宗介と
人間になりたいと願うポニョの物語~
個性豊かな声優たちが勢ぞろいです~
宗介の母 リサ: 山口智子
宗介の父 耕一: 長嶋一茂
ポニョの母 グランマンマーレ: 天海祐希
ポニョの父 フジモト: 所ジョージ
ポニョのいもうと達: 矢野顕子
“ひまわりの家”の車椅子の老人たちトキ: 吉行和子
ヨシエ: 奈良岡朋子
5歳の少年・宗介~とっても素敵な子です~
ポニョに浸っている時間~
まっしろな子どもの心がよみがえりますよ~

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*相棒-劇場版-* - 2008.07.12 Sat
『相棒-劇場版-』観てきました~
2000年に2時間ドラマとして始まって
2002年から連続ドラマシリーズ化したTV刑事ドラマ「相棒」
水谷豊と寺脇康文の2人が絶妙なコンビネーションを見せる
そのドラマが劇場版になって登場している~
5月のGWに封切られ~
もう今週末で上映が終わる所が多い~
案の定~上映最後の日だったからか~
貸切でした~なのに~
車椅子席がいっちばん前なので
一番前の席で~~

後ろを振り向いてもだぁれもいなくて~
3人だけのために上映してくれて~
なのでとぉ~~ってもリラックスして観れました~

殺人事件をテーマにして繰り広げられるんだけれど~
右京と薫のコンビを初めとするギャグや
軽妙なリズムを持った言葉のやりとりで
重圧感を感じないで観れる~

この
相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン
公式サイトにて募集した10,000人のエキストラを使って
事件の人質となった東京都心部で行われる3万人のランナーと
の観衆15万人のマラソン大会のシーンを撮影したという~
エキストラ出演者は映画を別の角度から観て
自分探しをするんだろうね~

リズム感よく繰り広げられる殺人事件究明~
木村佳乃演ずる衆議院議員~自分の親さえ踏み台にして
自分の名誉と地位を築きあげていく野心家~
実際~政界でそういった人物がのし上がっていっているというような
現実があるかも~
自己責任論が取上げられ
殺人に発展していく~
政府の誤った社会への発表や
その事実を隠ぺいしようとする政府の裏の事実~
それは政府や政治家の現実を考える社会派の映画でもありました~
事件解決を握る一瞬に写るアイテム~
ふふ(*'-'*)は見逃しました~

一緒に行った○ちゃんは頭脳明晰~
ちゃんと見逃しませんでした~
だぁれもいない劇場で~
「あぁ~そうだった~」と会話をしながら~
「凄い~っ」て拍手つき~で楽しみました~

次回は
『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』
2009年春に公開されることが発表されました~

鑑識・米沢守(六角精児 )
劇場版でもいい味を出していましたよね~
また楽しみです~

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*「Life 天国で君に逢えたら」観てきたの~* - 2007.09.16 Sun



数日前
「Life 天国で君に逢えたら」を観てきた~

死を目前にしながら
「前向きに」生きたプロウィンドサーファー・飯島夏樹さんと
その人生を支え続けた妻と子どもたちの真実の物語。
病に浸されながらも懸命に生きる夏樹役を大沢たかお
夫を献身的に支える妻を伊東美咲が演じている。
死と向かい合った時に
自分は今までどう生きてきたか
死を迎えるまでどう生きるか?と問われているような気がする~

自分はもちろんのこと
環境や
周りの人たちの影響や支えで
ずいぶんそれは違ってくるような気がするんだけれど…
最後を迎える時
どう生きてきたか~と
今を懸命に大切に生きれば
最後は~・・・
自分を見つめなおす機会をもらったような~

今YAHOOの映画のコーナーで
「Life 天国で君に逢えたら」スペシャル映像集をしているので
劇場に行けない人はここで観てみるのもいいかも~

